🌸 第1部|年収は「能力」で決まっているわけじゃない
年収を上げたい。
薬剤師なら、一度は思う。
でも同時に、こうも思う。
「自分はそこまで優秀じゃないし…」
「今より高い年収なんて無理じゃない?」
「100万円アップとか、さすがに夢でしょ?」
正直、年収100万アップって聞くと、ちょっと胡散臭くない…?
その感覚、まともです。
実際、全員が100万円上がるわけではありません。
でも──
年収が「能力」で決まっていると思っているなら、それは大きな誤解です。
薬剤師の年収は、能力よりも場所とポジションで決まることが多い。
同じ経験年数。
同じ調剤スキル。
同じ管理経験。
それでも、年収は100万近く差が出ることがある。
理由は単純です。
「利益を生む場所」にいるかどうか。
人手不足エリア、管理薬剤師ポスト、新規立ち上げ店舗。
そこには、普通の求人サイトでは出てこない年収帯が存在します。
年収は「能力評価」ではなく「市場価値の配置」で決まります。
怖いのは、ここ。
今の職場にいる限り、あなたの年収はほぼ固定されている。
昇給は年5,000円。
ボーナス微増。
責任だけ増える。
それを「安定」と呼ぶか、
「停滞」と呼ぶか。
年収が上がる人は、能力が特別なわけじゃない。
“自分の市場価格を確認した人”です。
🌸 第2部|年収が上がらない人の共通点
年収が上がらない人は、能力が低いわけではありません。
むしろ、真面目で、責任感が強くて、
職場に必要とされている人が多い。
ちゃんと働いてるのに、なんで上がらないんだろう…
理由は、努力不足ではありません。
「交渉していない」からです。
もっと正確に言うと、
交渉できる場所にいない。
今の職場でいくら頑張っても、
給与テーブルは決まっている。
上司に評価されても、
会社の利益構造が変わらなければ
年収は大きくは動きません。
ここが、多くの人が見落とすポイントです。
■ 「今より悪くなったらどうしよう」思考
転職を考えた瞬間、
こんな不安が出てきます。
・人間関係が今より悪かったら?
・思ったより忙しかったら?
・年収が実は下がったら?
・入ってみたらブラックだったら?
全部、もっともです。
でもこの思考には落とし穴があります。
「確認せずに怖がっている」
求人を見る前に、
話を聞く前に、
条件を交渉する前に、
想像だけで止まっている。
転職は「辞める」ことではなく、「情報を持つ」ことから始まります。
年収が上がる人は、
いきなり辞めません。
まず、
・自分の市場価値を聞く
・非公開求人の年収帯を知る
・条件交渉が可能か確認する
その上で、
動くかどうかを決めています。
違いは、勇気ではなく「順番」です。
怖いから動けないのではなく、
「情報がないから怖い」。
そして情報を持つと、
不安の半分は消えます。
🔥 第3部|20代で動いた人と、動かなかった人の「40代の差」
ここで、ひとつリアルな話をします。
私は20代のときに転職しました。
当時の年収差は、正直そこまで大きくありませんでした。
「別に今のままでもよかったかも」
そう思ったこともあります。
でも――
40代が近づいてきた今、はっきり分かることがあります。
あのとき動かなかったら、将来の年収は確実に低かった。
■ 20代の差は小さい
20代では、せいぜい数十万円の差。
生活が劇的に変わるほどではありません。
だから多くの人がこう思います。
「まだ動かなくていい」
「そのうち考えよう」
■ 本当に差がつくのは、40代
でも年収は、単年の差ではありません。
昇給率
賞与計算のベース
役職のつき方
評価制度
これが10年積み重なるとどうなるか。
気づけば、100万以上の差が開いている。
能力差ではありません。
「どの環境を選んだか」の差です。
■ 年収は、あとから追いつけない
例えば、
450万 → 480万へ転職
480万 → 550万へ転職
550万 → 650万へ転職
この人と、
450万のまま10年
40代で500万前後
どちらが有利かは、説明するまでもありません。
年収は「ベース」が重要です。
早く上げた人ほど、その後の交渉も強くなります。
■ 100万アップは夢物語ではない
正直に言います。
いきなり100万アップする人は多くありません。
でも、
30万アップ
50万アップ
それを2回
これなら、現実的です。
そして10年後、
150万差になっている可能性は、十分あります。
■ 問題は「今の年収」ではない
大事なのは、
5年後、10年後の年収カーブ。
今が悪いかどうかではありません。
「この会社で上がり続けるのか?」
ここを見ないと、
将来は動きません。
年収は、能力よりも「選択」で決まる部分が大きい。
そして選択は、
情報を持っている人しかできません。
だからこそ、
登録して“今の市場価値”を知るだけでも意味があります。
知らないまま10年経つのが、一番こわい。
🌸 第4部|年収を上げた薬剤師に共通する3つの行動
ここで一つ、はっきりさせましょう。
年収を上げた薬剤師は、
特別優秀だったわけではありません。
論文を書いたわけでも、
経営者になったわけでも、
資格を10個取ったわけでもない。
違いは、たった3つの「行動」だけでした。
① 自分の市場価値を知った
まず彼らは「今の自分はいくらで評価されるのか?」を確認しました。
ここが一番大きな分岐点です。
多くの人は、
「今の職場の評価=自分の価値」だと思っています。
でも、それは違います。
同じスキルでも、
エリア・法人規模・ポジションによって
年収は100万円以上変わることがあります。
知らないだけで、損している可能性は普通にある。
② 情報を“見てから”判断した
成功した人は、いきなり転職していません。
まずは登録し、
非公開求人を見て、
条件を比較しました。
そしてこう考えたのです。
「今より良いなら動く」
「微妙なら今は動かない」
感情ではなく、情報で判断した。
③ 年収交渉を“任せた”
ここが最大の差です。
年収は、提示された額をそのまま受け取るものではありません。
交渉で動きます。
ただし、
自分で交渉するのは難しい。
だから、
交渉に慣れている担当者を使った。
結果、
50万〜100万円アップは現実的に起きています。
これは夢の話ではありません。
動いた人の話です。
第4部|転職で年収はどこまで変わるのか?リアルな話をする
ここで一番気になる話をします。
「転職で年収って本当に上がるの?」
結論から言うと、
上がる人と、ほとんど変わらない人がいます。
違いは“タイミング”と“選び方”です。
■ 現実的な年収アップ幅
正直に言います。
基本給がいきなり30万円上がる。
そんな話はほぼありません。
でも――
月2〜5万円アップは、
実は珍しくありません。
月3万円上がれば、年間36万円。
5年で180万円。
10年なら360万円の差になります。
ここが怖いところです。
昇給が年5,000円〜1万円の職場に10年いる場合と、
最初に3万円上げておく場合。
40代で年収150万円以上の差がつくことも普通にあります。
■ 本当に大きいのは「基本給」よりも構造
実は、年収アップの本質は
基本給だけではありません。
- 管理薬剤師ポスト
- 在宅強化店舗の加算手当
- エリア手当
- 住宅補助
- 賞与の計算方式
同じ「年収600万円」でも、
昇給カーブが違えば
将来の伸び方はまったく違います。
ここを知らずに転職すると、
「上がったけど伸びない職場」を選んでしまう。
これが失敗パターンです。
■ 自分で探すと限界がある理由
求人サイトで検索すると、
出てくるのは“公開求人”。
でも本当に条件が良い求人は、
非公開で動いていることが多い。
理由は単純です。
・応募が殺到すると困る
・内部の人事と絡む
・今いる人に知られたくない
だから、
登録者限定で紹介されるケースが多いのです。
■ 交渉力があるかどうか
年収は「提示された額」で決まると思っていませんか?
実は違います。
条件交渉で
20万円〜50万円変わることは普通にあります。
でも、自分で交渉するのは難しい。
だから、
薬剤師特化型エージェントを使う人が増えています。
\ まずは非公開求人を確認するだけでOK /
■ すぐ辞めなくていい
大事なのはここです。
登録=転職ではありません。
「どんな条件があるのか」
「自分の市場価値はいくらなのか」
これを知るだけで、
判断基準が変わります。
知らないまま10年いるのと、
知った上で選ぶのでは、
人生の伸び方が違います。
年収は、
一気に100万円跳ね上がるものではありません。
でも、
じわじわ差が開くものです。
そしてその差は、
40代で取り返せなくなることもある。
だから今、
一度だけでも確認しておく価値があります。
第5部|10年後の年収は、今日の選択で決まる
ここまで読んでくれたあなたは、
もう気づいているはずです。
問題は「転職するかどうか」ではない。
自分の可能性を知っているかどうかです。
年収というのは、
突然どこかから降ってくるものではありません。
今いる環境の延長線上に、
ほぼそのまま未来が続いていきます。
・昇給幅が小さい職場
・役職ポストが詰まっている職場
・評価基準が曖昧な職場
そこにいる限り、
10年後の数字はある程度予測できます。
逆に言えば、
環境が変わればカーブも変わる。
■ 本当に怖いのは「失敗」ではなく「固定」
多くの人は失敗を怖がります。
でも実は、
一番静かにダメージを与えるのは
「何も変わらない状態」です。
気づけば40代。
気づけば役職も上がらず、
気づけば後輩に追い越され、
「あの時、動いていれば」と思う。
それは転職の失敗より、ずっと重い。
■ 動いた人だけが持てる“選択権”
登録したからといって、
必ず転職する必要はありません。
でも、
登録すれば分かることがあります。
- 自分の市場価値
- 他の職場の年収レンジ
- 残業時間の違い
- 休日の取りやすさ
- 管理薬剤師ポストの空き状況
それを知ったうえで、
今の職場に残る。
それは「妥協」ではなく「選択」です。
\ まずは情報を見るだけでもOK /
10年後、
あなたはどちら側に立っていますか。
「何も知らずに続けた人」か。
「知ったうえで選んだ人」か。
年収は結果です。
でも、
結果は“選択”からしか生まれない。
未来は今日の延長線上。
その線を、
少しだけ曲げてみるかどうか。
決めるのは、
あなたです。
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